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初下ろしは昨年の7月とあり、機歴相場ははっきりしている。Wエースはスリットからグイグイと伸びていく大峯豊が引き当てた9号機、ターンしてからの立ち上がりが鋭い実戦足がパワフルな平尾崇典の36号機。パンチ力ある走りが持ち味の大峯、戸田はモーターの素性が平凡でも、ここ数節は伸びを節イチクラスに押し上げてくる平尾に36号機となると快速は時間の問題だろう。近況の上昇度ナンバー1の24号機は宮地元輝、ターン回りが見どころの47号機は安達裕樹でこちらも楽しみだ。
前検トップタイムは6.55の大峯豊。伸び型の評判モーターで、額面通りに前検日の特訓の動きも良好だった。2位には6.57の西山貴浩が続いた。タッグを組むモーターは握り込みの反応のいい一基。ターン回りを重視するタイプだけに、直線で分の悪いケースが多いが、前検好タイムは好材料となりそう。6.58には長田頼宗で、こちらは水準もなさそうなモーターだったが、前操者が伸びのスペシャリスト藤山翔大なだけにその名残りはあり直線は水準以上の評価。ただ、調整によっては気配は変わりそうで動向は要チェック。