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モーターの初下ろしは4月で約半年が経過。温水パイプの装着は次節からとなっており近況の相場が反映されそうだ。現状は圧倒的なエース機は不在で上位モーターは混沌としているが、重木輝彦の32号機、横澤剛治と組む70号機が全体的に力強い。中間整備後に劇的に上昇カーブを描く浜先真範の36号機、前々節の後藤正宗が手を入れパワーアップに成功した若林将の66号機が上位グループを形成しそう。最高勝率を誇る16号機は杉山正樹が手にしこちらも期待が持てる。成績の波は大きいが守田俊介の12号機も注目の一基だ。
トップタイムを計測したのは6.65の末永和也。中間整備で気配が一変した50号機のパワーなりのアベレージをマーク。高速水面の多摩川は得意プールで序盤から楽しみだ。6.67は濱野谷憲吾、松井洪弥、羽野直也の3名が続いた。濱野谷は出足系統がくる18号機、松井、羽野はそこまで目立つ機歴のモーターではないだけに好材料となるか。6.68には坪井康晴、渡邉優美。伸び型の良機67号機の坪井は額面通りのタイム、渡邉も出足型のパワー機だが、フライング2本持ちだけに、クリアになる11月1日までは評価は割引きに。