やまと学校、第117期選手養成員『第6回リーグ戦』は小池修平養成員が優勝!

ピックアップニュース 唐津 2015/07/30

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やまと学校の現地訓練が7月24日~29日の6日間、ボートレース唐津で行われました。
訓練の一環として行われた『第6回リーグ戦』は、ボートレース唐津では初めての試みで、27日、28日の2日間で、養成員29名による総当り戦29レースを実施。そのポイント上位の6人が最終30Rで優勝戦を行った結果、6号艇の小池修平(こいけ しゅうへい、大阪出身、19歳)が6コースから「恵まれ」でリーグ戦初優勝。まくって先行した4号艇の吉田裕平(よしだ ゆうへい、愛知出身、17歳)はフライング欠場となりました。
 
養成員はもちろん、やまと学校、日本モーターボート競走会佐賀支部の関係者や、レースの指導に来た福岡、佐賀支部の現役選手たちも、みんな汗だくになって6日間の訓練を行いました。フライング、転覆、その他、不注意でミスを犯した養成員は、教官から厳しく指導され、中には涙を流す養成員も。
 
厳しい現地訓練を受けた117期養成員たちは、この後、やまと学校で最後の第7回リーグ戦を行い、9月の卒業記念レースを経て11月に全国各地でデビューします。
 
なお、訓練2日目には、TBS系列局の『RKB毎日放送』が取材に訪れ、競技棟やスタンドの屋上から訓練の風景を撮影していました。TV放映は117期生卒業後、9~10月頃の予定です。
 
以下は、第6回リーグ戦の優出者のコメントです。
 
1号艇 中村 泰平(なかむら たいへい)愛知出身、18歳
「小さいころから父に連れられて、よく蒲郡ボートに行っていました。そのころからボートレーサーに憧れていて、116期から2回目で合格することができました。平本(真之)選手みたいに、握って攻めるタイプが好きで、将来は自分を目標にされるようなレーサーになりたいですね」。叔父は、愛知支部90期の浅野由将(あさの なおかつ)33歳。
 
2号艇 吉田凌太朗(よしだ りょうたろう)愛知出身、21歳
「父がボートレーサー(吉田徳夫選手)で、物心ついたころからボートレースは知っていました。高校生のときに常滑ボートで父が出ているレースをみたとき、レーサーになろうと決心しました。自分よりも早くボートレーサーになろうと決心していたのは弟(裕平)の方でした。でも『絶対弟より先に入学してやる』と頑張って、結果は自分が8回、弟が5回で合格して同期になってしまいました。兄弟ですが、良きライバルとして切磋琢磨していきます。目標とする選手は、先日2000勝を達成した父です」。
 
3号艇 柴田 直哉(しばた なおや)福岡出身、24歳
「ボートレースを初めて見たのは、唐津ボートでした。高校卒業後は自衛官になって約5年間、東日本大震災の被災地、また国際派遣としてハイチ共和国の震災支援などに行っていました。ただ、小さいころからなりたかったボートレーサーの夢を捨てきれず、やまと学校にチャレンジしました。人一倍悩むタイプで、試行錯誤の毎日です。ただ、これまでリーグ戦の成績は悪かったのですが、今回の現地訓練で色々つかめたので嬉しいですね。日々練習を怠らず、自分のスタイルを確立していきます」。119期の訓練生に双子の兄がいる。
 
4号艇 吉田 裕平(よしだ ゆうへい)愛知出身、17歳
「父(吉田徳夫選手)に憧れてレーサーを目指しました。中学3年からやまと学校の試験を受け、5回目で受かりました。初期訓練は大変だったけど、ボートに乗るのが大好きで、今は毎日充実しています。一番楽しいのは課題を克服したときですね。SGの舞台で活躍できるように頑張ります」。
 
5号艇 上田 龍星(うえだ りゅうせい)大阪出身、19歳
「父の影響で幼稚園のころからBMXという自転車競技をやっていました。小学校4年から本格的に大会も出るようになって、プロになりました。ただBMXは優勝賞金が少なくて・・・ 日本でトップクラスのライダーでも、スポンサーがいなければ続けていくのは困難です。種目は違うのですが、BMXの先輩に『プロ選手としてやっていきたいのなら、ボートレースはどうだ』と薦められ、自分も乗り物のプロ選手という部分に興味が湧き、推薦枠での受験を決意しました。BMXで培った体幹が良かったせいか、学校ではいい成績を残せています。目標はSGを獲ることです」。
 
6号艇 小池 修平(こいけ しゅうへい)大阪、19歳
「6歳年上の兄(小池哲也選手)が113期にいます。兄の影響で、高校1年のときにはボートレーサーになろうと決心していました。自分からみたボートレーサーは『カッコいいプロスポーツ選手』で、正直、賞金はそんなに興味がありません。強くなればなるほど自分のファンがたくさん増え、応援してもらえるので、期待に応えられる選手になりたいですね」。

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