12レースは昨年の九州地区選覇者・桑原が1号艇で登場する。24号機は中堅級のモーターで、近況は目立つ動きをみせていなかったが、調整が実り着付け通りに水準以上の舟足へ押し上げている。6艇での機力比較でも優位に立てる一戦、インから自分の間合いで舟を回し一気に押し切る。機歴以上の動きをみせている今井が、2コースからすかさず差しワザ。スリット近辺の舟足がいい池永は果敢に握るレース。スピード負けはない大山も展開を突いて連争いに加わる。

展示通りに山田が動いて、進入は123/645の隊形となります。内から3艇が0台のスタートを決めると、インコースの桑原が1マークを先マイ。懐を狙った今井は届かず、桑原が直線で先頭に立ちます。桑原は続くブイも先制すると、そのまま守り切ってフィニッシュ。オール3連対をキープした桑原が、得点率トップで予選を通過しています。1周2マークを差した池永が次位入線。中村が3着となっています。