予選最終カードは上條が1号艇を務める。舟足に関しては全体にソコソコのレベルに押し上げていて悪くない。逃げ速攻で主導権を握るか。中田は素早く一番差しを入れてバックは内へ艇を寄せていきたい。失敗なく1マークを立ち回れば勝負は可能とみる。序盤と比較をすると伸び足の勢いは落ちたもののバランスが整った村上の61号機。自在ハンドルから抜け出すレースへ。一撃攻勢があるとすれば高田。しっかりスタートを決めて強気の捲り攻勢に出たい。

果敢に踏み込んだ高田が豪快にまくっていきますが、これは痛恨の勇み足で戦線離脱となります。バックストレッチで中田、黒野、村上、澤田が横一線に並ぶ展開に。1周2マークで内寄りのポジションを取っていた中田と澤田が抜け出して、両者の一騎打ちとなります。中田は2周1マークを先に回ると、澤田を突き放して勝負あり。中田がシリーズ4勝目を手にしています。澤田は惜しくも2番手まで。