準優はすべてイン逃げ決着。この結果、シリーズリーダーの磯部がファイナルの1号艇に収まった。モーターは三拍子揃う快速仕立て。多少深くなっても持つ行き足はある。2月地区選以来、今年2度目のG1制覇へイン速攻を決める。菊地も機力に自信。鋭角差しからバック迫る。センター筋から自在に攻める山口に一発の魅力があるが、白井も部品交換が奏功し、機力アップに成功した。コース取りから見せ場を作る。

白井が展示同様に2コースを奪取し、山口がダッシュを選択。進入は16/2/345の並びとなります。白井がスタートで立ち遅れ、磯部が先マイ体勢もやや流れ加減。すかさず菊地がまくり差していきますが、白井が牽制気味に最内を鋭く突いてトップへ躍り出ます。白井は後続をジワジワと引き離して先頭を堅守。地元ファンの声援に応えた白井が、自身2度目となる徳山クラウン争奪戦制覇を成し遂げています。