シリーズ初日は5、6着と乗れていなかった稲田だが、成績ほど悲観をするような舟足ではなさそう。的確にスタートを決めてインから手堅く押し切るレースへ。前検日と比較をするとモーター気配は上向いてきている柳沢の69号機。1マークは差し技主体の組み立てから逆転駆けを狙っていきたい。大峯の舟足はバランスが整った仕上がり。柳沢の攻め次第になりそうだが素早く抜け出しを図りたいところ。内勢が握り合う展開になると萩原にチャンスが到来しそう。

1マーク先行する稲田に対して柳沢が差し、丸岡がまくり差しで応戦します。バックストレッチで丸岡がわずかにリードするも、3艇もつれたまま勝負は1周2マークへ。ここで丸岡が位置有利にターンを決めて、稲田と柳沢を下します。抜け出しに成功した丸岡は周回を重ねるごとに後続を引き離して堂々の勝ち名乗り。今節初勝利を収めています。2周1マークを全速で回った柳沢が稲田を抑えて次位入線。