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【トライアル2nd】3拍子揃う快速をみせてきた88号機は峰竜太、強烈な伸びが魅力の78号機は桐生順平が手にした。この2基がWエース機。上昇度は毒島誠が引いた35号機が一番で行き足から伸びが目立つ。8月の新ペラ交換以降、パワーアップしている瓜生正義の17号機もそん色のない評価。上位6基の中では一枚落ちると目されていた82号機の吉川元浩は、「トルク感があった」で心配はなさそう。石野貴之は下降気味の85号機を、本体整備で蘇らせ評判の伸びへ。
【トライアル2nd】同じ気象条件で行われた前検日は、桐生順平が6.65の一番時計をマーク。2位に6.68の毒島誠、吉川元浩が続いた。出足に力を感じている峰竜太は6.70。景気のいいコメントが出ていなかった石野貴之は6.74、瓜生正義が6.75を計測した。各選手の調整の手が加わった初日、2日目は10レース後、11レース後に3名ずつの測定し比較は難しいが初日は毒島、2日目は良化が急な石野がトップタイムで順調な仕上がりをアピール。
シリーズ戦は19位から60位のモーターが出場する。2連対率トップの34号機は松井繁が手にした。しかし、2節前に転覆があり、足落ちをしている。どこまで立て直すことができるか注目していきたい。前節の優勝機を引き当てたのは西山貴浩。行き足が抜群と評判なモーターの一つ。バランスが取れて、全部の舟足が水準以上の31号機は西村拓也が手中。秋から上昇モーターの23号機と36号機。前者を片岡雅裕。後者を永井彪也がゲットした。
一番時計は6.67の湯川浩司。「班では少し分がよかった」と話していた。実戦でも楽しみがありそう。深川真二が6.74をマークして湯川に続いた。「全体的に悪くなかった」とまずまずの手応えを掴んでおり、モーターの数字は度外視して狙ってみたい。以下は、片岡雅裕が6.75、寺田祥、岡崎恭裕が6.76を叩き出した。岡崎は出足関係に好感触の様子。一方、寺田と片岡は、乗り心地の調整に課題を残す結果となった。