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モーターは11月2日が初下ろしで使用期間はほぼ1ヵ月。BBCトーナメントは5節目とあり、まだまだ機力相場は固まっていないが、卓越した調整手腕を誇る記念級の選手の手が入れば相場の変動もありそう。現状は過去4節の動きが指針となるが、伸びが仕上がる傾向にあるのが江口晃生が手にした11号機、徳増秀樹の26号機に平本真之の30号機。出足は仲谷颯仁の1号機、濱野谷憲吾の16号機と林美憲の21号機が評判。中でも濱野谷は前検日から行き足が目立っていた印象で注目したい。
トップタイムを計測したのは6.78の徳増秀樹。もともと前検タイムを出すタイプの選手で判断は難しいが、伸びがトップ級に仕上がる26号機は機の裏づけもあり楽しみは十分。2位には6.81で松井繁、桐生順平、羽野直也の3名が並んだ。松井の39号機は低調機の評価なだけに早々のプロペラ調整が功を奏したか。桐生、羽野は水準以上のモーターで期待が持てそう。6.82で続いた寺田千恵、吉川元浩、平高奈菜に上條暢嵩は、タイム通りでそれぞれ好感触を得た様子。