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4月のモーター初下ろしから約4カ月が経過し機力相場も固まりつつある。傾向はいいモーターと平凡なモーターの差が大きく抽選での命運がクッキリ分かれる。エース機の呼び声が高いのは、葛原大陽が手にした乗り手を選ばず吹き上がる38号機。前検日のスタート練習で目立っていなかったのは気がかりだが、レースに行って威力を発揮か。伸び型の良機は深川真二の27号機、松下一也の49号機と売り出し中の畑田汰一と組む61号機。出足が仕上がる8号機の地元・吉田俊彦も気配が良く楽しみだ。
6.74のトップタイムを計測したのは、伸び仕様の調整で全国を席巻している藤山翔大。引いたモーターはバランス型に仕上がる傾向の60号機だが、きっちり強烈な伸び型に仕上げてきそう。初日は相手関係からも2走ともにダッシュ戦になりそうなだけに要チェック。2位には6.79で松下一也、松山将吾が続いた。共に行き足から伸びは水準以上の気配があった。6.80には村岡賢人、木村亮太、柳内敬太の3名。中でも村岡、柳内はスタート特訓で班の中で強めの動きを披露しており、今節の台風の目となる可能性も。