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ダブルエース機として君臨する72号機は、太田和美。もう一つの37号機は杉山貴博が引き当てた。太田の72号機は伸び型でパンチのあるモーターだったが、お盆開催で湯川浩司が回り足も仕上げ、非の打ち所がない仕上がりに。杉山の37号機は、直線は目立たたずも回った後の押しが強烈で、実戦向きのモーター。31号機の濱野谷憲吾、79号機の馬場貴也も好素性機として注目を集めるが、ともに直前の開催で31号機はエンスト、79号機は転覆と事故の影響が心配される。
前検一番時計は、6.69をマークした毒島誠。素性はいい74号機に「エンジンはいいみたい」と、それなりの手応え。あとはプロペラ調整で自分好みに仕上げていくだけ。篠崎仁志と松尾拓が6.76で並んだ。こちらの両者もモーターはまずまず。特に松尾は「行き足、ターン回りが良かった」と合格点がつく動き。初日ドリーム戦に登場する石野貴之、伸び型の調整に自信を持つ藤山翔大、好素性機と目される52号機の中野次郎が6.78を計測し、前検から直線の良さをアピールした。