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モーターの初下ろしは昨年の11月。いまだ圧倒的なエース機は不在で上位機は拮抗している。逆に調整がマッチすれば節イチ級に仕上がる優良機は多い印象がある。スリット近辺の行き足から伸びに特長が出るのが魚谷智之が引いた4号機、船岡洋一郎の10号機、岡崎恭裕の12号機に山崎郡の22号機、田村隆信の37号機と羽野直也の43号機あたりが力強い。出足、ターン回りに特長が出る傾向にあるのは古結宏42号機、茅原悠紀55号機あたりで節間要チェックを。
前検航走タイムトップは6.69の井口佳典。調整が合えば直線が仕上がる16号機で早々にモーターのポテンシャルを引き出してきた感。2位は地元のベテラン田頭実が6.72で続いた。こちらも伸び型のモーターだが、ミスター若松・田頭との相乗効果も大きく序盤から目が離せない。6.73には辻栄蔵、寺田祥、古結宏、河合佑樹に岡村慶太の5名が続いたが、中堅級の評価の岡村以外の4者は水準以上ある機歴のいい本体だけに、額面通りで直線系統は及第点が付きそうだ。