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モーターの初下ろしは昨年の5月。ほぼ1年使用されており機力相場は固まっている。エース機は強力な伸びに加えて出足もくる62号機。引いたのはスタート力に定評のある下條雄太郎とあり、コース不問で節間注目したい。双璧の57号機は魚谷智之がゲット。こちらも伸びがパワフルで行き足を基軸にトップ級の評価。近況は記念戦線でパンチのある走りで見せ場を作っている渡邉和将にも持ち味を活かせそうな伸び型の72号機が渡った。他では出足くる45号機は地元の黒野元基、26号機は石橋道友が手にした。
トップタイムは、ただひとり6.59とコンマ50台をマークした徳増秀樹。そこまで伸びの実績はない58号機でも、展示タイムを人並み以上に出してくるタイプだけに前検日はさすがのデモンストレーションを披露した。2番時計の6.61は57号機の魚谷智之。こちらは看板機なりに額面通りのパワーを引き出してきた感。6.62に興津藍、6.63には松井繁が続いた。6.65の白井英治、湯川浩司、福島勇樹を含めて5名は何れも中堅級のモーターを考えると、タイムが出ているのは好材料と言えそう。