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モーターの初下ろしは今年の3月。使用期間は約半年とあり機力相場は固まっている。調整がマッチすれば全ての舟足がトップクラスに仕上がる豊田健士郎の引いた19号機。序盤からコース不問のパワフルな走りに期待は高まる。行き足を軸にパーセント以上に力強い21号機は前田篤哉、実戦向きの好バランス仕様の42号機は加藤翔馬、握り込みの反応が上々の47号機は中村泰平が手にした。調整によって反応が出る56号機の土屋南、57号機の篠原飛翔も合えば上位級待ったなしの良機で注目を。
前検トップタイムを計測したのは6.61の土屋南。良機の56号機のパワーを早くも引き出してきた感。2位には大澤風葵。前検日はスリット近辺の行き足に余裕がありそうで、30パーセント半ばのモーターを考えればタイムの裏付けもあり序盤の狙い目に。前田滉が6.64で続いたが、フライング2本持ちは足かせとなるだけにやや評価は割引きとなりそう。6.65には高田ひかる、野中一平に篠原飛翔の3名が名を連ねた。高田もフライング2本持ちで厳しい状況となるが、野中は機歴以上に、篠原はモーターなりに力強さをみせていた。