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初下ろしは昨年の4月。看板モーターは伸びが強力な11号機。伸び仕様が得意な酒見峻介が手にしており、コース不問で持ち味を発揮しそう。11号機に並ぶパワフルモーター46号機は堤啓輔がゲット。レース足が強くひき波越えにアドバンテージが見込める。上記2基と互角の評価だった52号機は近況、やや下降気味でも江戸川との相性抜群の地元・大池佑来とタッグなら水準以上には押し上げてくるはず。他ではバランス型の14号機の北川太一、36号機の山本英志に、伸び傾向の39号機を引いた湯川浩司も仕上がりは早そうだ。
前検日は10メートル前後の強い南風が吹き、バックストレッチは強い向いとなったために、スタート練習は行われずにタイム測定のみ行われた。「水面が良くないので被れませんでした」のコメントが多く、選手自身も舟足の把握が難しい中での測定となったが、その中で6.85の一番時計は山本寛久、須藤博倫。6.86北川太一、6.87渡邉雄朗に6.89で山口達也と続いた。山本、須藤に地元の渡邉は荒水面は苦にしないタイプ。北川も「江戸川はいい時と悪い時がはっきりしている」が、今節は良機の後押しもあり好材料となりそう。