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昨年9月の初下ろしから、圧倒的エース機は不在。相場の指針となるのは、A1級の選手の手が入った昨年12月の周年記念となるが、馬場貴也でVを飾ったバランス型の20号機は村越篤、出足が強い21号機は山田祐也がゲットした。同じく実戦向きの38号機は堀本和也、直線に見どころがある15号機は眞田英二の手に。上記がトップ4の評価で、妻鳥晋也の31号機に、島村隆幸の37号機も絶えず中堅上位級に仕上がる良機。昨年の12月時点ではワースト級だった四宮与寛の7号機も、近況連続優出と急上昇中でこちらにも注目を。
前検トップタイムを計測したのは6.64の興津藍と西村美智子の2名。興津は30パーセントそこそこのモーターでも、近況はモーター勝率以上の動きをみせている63号機なだけに額面通り直線系統は及第点。西村も前検練習は伸びに手応えを得ていただけにフライング一本持ちは懸念材料となるが、こちらも楽しみはある。続く6.66には宮崎奨と田頭虎親。宮崎は伸びに特長のある26号機で直線は上々。6.68の濱野斗馬も40パーセント越えのモーターで、前走地・鳴門の準パーフエクトVの勢いそのままに今節の台風の目となるか。