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温水パイプが外れた5月以降は機力相場が変動し、エース機は不在。2連対率トップは66号機の山田祐也と63号機の入海馨がそれぞれ手にしたが、事故の影響もありパワーダウンしている。バランス型で評判の29号機は表憲一。行き足を軸に実戦型の56号機と組む上平真二の2基が高出力安定型の優良機となっている。その他では19号機の鈴谷一平、20号機の松田祐季、36号機の黒井達矢が注目機をゲット。伸び型の11号機山口達也。レース足上昇中の27号機は長嶋万記とタッグを組む。
トップタイムは6.61の好時計で藤原啓史朗。前検日は雨模様、児島特有の回転の上りの悪さも重なって「回っていない」のコメントが連発したなか、堂々の一番時計を叩き出した。6.66を計測した酒見峻介の前検はチルト0.5度。基本はチルトアップの調整で伸び仕様にするタイプなだけに、前検からまずまずの気配を披露した。女流では長嶋万記が6.67の好タイム。黒柳浩孝、松尾昂明、渡邉翼らが上位に名を連ね今大会のサブタイトル『児島のまくりキング決定戦』に相応しい上々のタイムをマークした。