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モーターは初おろしから約半年の使用となる。Sランク評価のWエースは16、17号機。前者は山本寛久、後者を今井貴士が引き当てた。どちらも伸び中心にパワー上位。初日から目が離せない。主力陣では59回大会の覇者・平本真之が好素性の41号機をゲット。大会連覇のかかる峰竜太もAランク評価の47号機を手に入れた。複勝率ナンバーワンの55号機は遠藤エミ。グランプリシリーズ、クイーンズクライマックスと続く大舞台を前に弾みをつけることができるか。
寒波の襲来で真冬並みの冷え込み、そして強い風の中で行われた前検練習。厳しいコンディションの中、6.69の一番時計を計時したのは羽野直也だった。「伸び型です。最近、乗ったなかでもいい」と手ごたえ十分。大村周年に続くG1勝利を狙う。これに続いたのが、「班でも少し伸びる感じがあった」という飯山泰。近況は一般戦主体だが、モーターが仕上がれば記念でも臆することはない。主力、女流では峰竜太が6.74、小野生奈が6.75と上々のタイムをマーク。