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飛び抜けたエース機は不在とはいえ、約9か月間使用されたモーターだけに複勝率は信頼できる。当地トップの複勝率を誇る29号機は中島孝平がゲットした。中野次郎も2連対率上位の39号機を手中に収め前記両者のモーターはSランク評価。その他では篠崎元志と平石和男が注目機を引き当て好ムード。地元勢では吉村正明を筆頭に谷村一哉、原田篤志が複勝率40パーセントを超える好素性機とタッグを組み仕上がりも早そうだ。
前検1番時計は石塚久也の6.80。複勝率は40パーセントに満たないがAランク評価の好素性機を味方に初戦の走りが楽しみ。次いで山口剛が僅差の6.81を計測。3位は寺田祥、井口佳典、馬場貴也、長田頼宗の4名が並んだ。ここでも上位に大きなタイム差はなく抜きん出たモーター不在の状況が現れた感。タイムこそ平凡だが平石和男、篠崎元志、中野次郎といった高勝率機組は「パワーを感じる」と好感触を得ていた。