GIIIマスターズリーグ戦の新設及びGIマスターズチャンピオン出場資格の一部改正等 ~選手出場あっせん規程等の一部改正について~
ピックアップニュース 2016/03/22
一般財団法人日本モーターボート競走会では、標記規程等について一部改正をいたしましたので、お知らせいたします。
1.GIIIマスターズリーグ戦の新設及びGIマスターズチャンピオン出場資格の一部改正等
マスターズ世代の選手を対象とした魅力あるレースを提供するため、平成29年度より一般競走の「匠シリーズ」を「GIIIマスターズリーグ戦」と格付けし、同シリーズ優勝者には「プレミアムGIマスターズチャンピオン」への優先出場権を付与します。それに伴い、平成30年度より「プレミアムGIマスターズチャンピオン」の出場資格年齢を満48歳以上から満45歳以上へ変更します。
[現行]
競走名:プレミアムGIマスターズチャンピオン
出場資格:満48歳以上の勝率上位者
優先出場:
(1)前年度優勝者
(2)施行者希望2名以内
[変更(平成30年度より実施)]
競走名:プレミアムGIマスターズチャンピオン
出場資格:満45歳以上の勝率上位者
優先出場:
(1)前年度優勝者
(2)マスターズリーグ戦優勝者
(3)施行者希望2名以内
[現行]
競走名:一般 匠シリーズ
出場資格:満45歳以上
備考:年間10節程度
[変更(平成29年度より実施)]
競走名:GIIIマスターズリーグ戦
出場資格:満45歳以上
備考:年間10節程度
2.女子選手の産休・育休特例の制定
一般社会において女性の躍進が顕著にみられる現状もあり、産休・育休で長期間レースを休んでいた女子選手(不出場期間は90日以上1年6ヶ月未満)を対象に、復帰後も産休を開始した時点の級別と同等のあっせん日数を6ヶ月間適用する特例を新たに制定いたしました。これにより、安心して産休・育休を取得し、レース復帰ができるような環境となります。
長期間の不出場のためB2級への降級は変わりませんが、従来のB2級相応のあっせんと比べて多くのレースに出場することができ、復帰を望むファンの前に姿を見せられるだけでなく、選手自身においてもより早くレース感を取り戻す機会となります。
【平成28年4月1日より施行】
3.B1級における級別決定基準の一部改正
昨今の選手級別決定においてB1級の定率50%割れが続き、その分、B2級が増加している状況があり、あっせん面、若手選手育成等に支障が生じてきています。このことから、平成29年前期の級別(実施期間:平成29年1月1日~6月30日、審査対象期間:平成28年5月1日~10月31日)より、B1級の定率確保を目的に選手級別決定基準を下記のとおり一部改正いたしました。これにより、あっせん面の支障の解消や若手選手がB1級へ昇級する機会が増え、より実践経験を通した選手育成が図られるのではないかと期待されます。
【平成28年5月1日~10月31日の審査対象期間より施行】
[現行]
定率:50%
基準:
(1)2連対率10.00%以上、3連対率20.00%以上でA1級、A2級を除く勝率上位者
(2)事故率0.70以下
(3)出走回数50回以上
[変更]
定率:50%
基準:
(1)勝率2.00以上でA1級、A2級を除く勝率上位者
(2)事故率0.70以下
(3)出走回数50回以上