2017 トップルーキー講習会を実施

ピックアップニュース 2017/01/31

スター選手育成実行部会(座長:一般財団法人日本モーターボート競走会 渡邉哲宏理事)は、1月30日、31日の2日間、山口県周南市の「山口放送」において、将来のボートレースを担う若手エリートボートレーサーを対象とした「2017 トップルーキー講習会」を実施しました。
この講習会は、ボートレース業界が「登録6年以内かつA2級以上」で、勝率や優勝回数、GI出場等の実績を考慮し選出した「トップルーキー」15名の選手を対象に、メディアトレーニングや各界著名人による講話などが実施されました。
各界著名人による講話では元プロボクサーでWBC世界バンタム級、WBC世界フェザー級、WBC世界スーパーバンタム級王者の3階級制覇を果たした、長谷川穂積氏を講師に迎え、大舞台で結果を残すために大切なことや目標に向けてのメンタル面を含めた調整法などについて講話がなされました。また、GI11勝を含む通算954勝を誇る元JRA所属騎手の佐藤哲三氏からは、公営競技選手として身に着けるべき心構え・ファンサービスのありかたなどをテーマとした講演が行われました。
 
【参加選手コメント】
●登録第4659号 木下 翔太(大阪)
今回、メディア体験講習を受けることで、ファンの皆さまに応援していただくためにも改めてメディアへの対応をしっかりやっていきたいと思いました。
また、トップアスリートの方々の講話では、行ってきた競技は違いますが、考えていることなど共感する部分も多く、特にどの競技においても自分の「気持ち」が大切だと分かりました。
今回トップルーキーに選ばれ、ボートレース業界に期待される存在となりましたが、この期待に応えるべく、特にGI以上のレースで結果を残していきたいです。
 
●登録第4823号 中村 桃佳(香川)
今回、トップルーキーに選んでいただいて光栄に思います。今回の講習会では普段、交流の少ない他地区の選手と話すことができ、よい刺激となりました。
また、トップアスリートの方々の話を伺う中で、「負けた時からの立て直し方」などメンタル面について今まで自分にはない考え方を知ることができ貴重な経験となりました。
今後は、レースはもちろん生活面やメディア対応などにおいて、この経験を活かしていきたいです。
 
●登録第4831号 羽野 直也(福岡)
今回の講習会で一番印象に残っていることは、元プロボクサーの長谷川さんの「叶わないと思う夢でも言い続ければ必ず叶う」という言葉です。今後はこの言葉を胸に大きな目標を掲げ、今できることを少しずつでも積み重ねていきたいです。そして、グレードレースでも一般競走でも勝つことを目標にして、一走一走心を込めてレースに臨みたいと思います。

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