グレードレースの新設について

ピックアップニュース 2018/08/31

一般財団法人日本モーターボート競走会(東京都港区・会長 潮田政明)は、プレミアムG1競走で、業界初のグレードレースでのトーナメント方式となる「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」及びG2競走で、47都道府県全ての出身ボートレーサーによる夏の甲子園のような全国大会となる「全国ボートレース甲子園競走」を新設し、2019年度から実施します。
 
1.プレミアムG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走の新設
現在、選手は、グレード体系の頂点である年末のグランプリ及び女子選手のみで実施されるクイーンズクライマックス出場へ向け、年明け1月から熾烈な獲得賞金争いを繰り広げておりますが、その獲得賞金争いが確定するチャレンジカップ及びレディースチャレンジカップ終了後においては、ボートレースへの注目度の一時的な低下が懸念されていることから、「4日間のトーナメント制」勝ち上がり方式による「その年の実力者が集結するグレードレース」を11月下旬から12月上旬頃(チャレンジカップ及びレディースチャレンジカップ終了後)に開催します。
選出方法は(1)前年度当該競走の優勝者、(2)当該年11月までの7つのSG競走及び3つのプレミアムG1競走の優勝者、(3)当該年3Daysバトルトーナメントの優勝者、(4)当該年10月までのSG競走及び3つのプレミアムG1競走のあっせん決定時における選出基準に基づく各競走の選出上位15名の内、過去9か月の勝率上位者です。
 
2.G2・全国ボートレース甲子園競走の新設
平成26年度から日本全国広域的にボートレースに興味を持っていただくための施策として、選手の紹介データに出身地を表記し、お客さまが選手に対して、同郷としての興味や親しみを持って応援していただける施策を進めています。現在、アンテナショップの設置や選手募集エリアの拡大により、全都道府県の出身選手が登録されておりますが、全国47都道府県を網羅したボートレーサーが出場する「夏の甲子園」のような全国大会をグレードレースとして7月頃に開催します。
選出方法は(1)A1級、A2級及びB1級の選手、(2)過去1年間(5月~4月)の競走において、選手を出身地別に区分し、都道府県毎に勝率上位5名の内から1名、競走会が選出する者【47名】、(3)当該施行者の希望する者です。
当該レース優勝者へは、翌年3月開催のSGボートレースクラシックへの優先出場権を付与します。