ボートレース界の貴公子 山崎智也選手(48歳)が現役生活にピリオド
ピックアップニュース 2022/04/13
登録第3622号 山崎智也選手(群馬支部)は、4月13日付で現役を引退しました。
山崎選手は、SG競走11回、G1競走31回の優勝を誇り、生涯獲得賞金額でも25億円を超えるなど、関東を代表するレーサーの一人です。2012年と2015年には「ボートレースグランプリ」を制し、最優秀選手にも選出されています。端正なルックスから「ボートレース界の貴公子」と呼ばれ、30年の長きにわたり多くのファンを魅了してきました。
山崎選手は、第71期生として1992年11月にデビューしました。同期には深川真二選手、海野ゆかり選手などがいます。1997年10月に「ボートレースダービー」でSG初優勝を達成し、トップレーサーに仲間入り。私生活では2010年12月、当時女子レーサーのトップに君臨していた横西奏恵選手と結婚。翌年5月、「ボートレースオールスター」での夫婦対決も話題となりました。
48歳の若さで現役を退く理由について本人は、「この仕事はずっと楽しみながらやってきたが、最近は勝つことに対して楽しいという気持ちが薄れてきた。今月の宮島を走った時に、今のメンタルでオールスターを走るのはお客さまに申し訳ないという気持ちと、出場枠の一つを無駄にしてしまうという思いになった。先輩選手から30年は続けるように言われていたので、節目の30年まであと半年続けたかったという思いもある。思い出に残っているのは2度の賞金王。それから初めてSGを獲ったダービーの優勝です。」と語りました。